基礎学力テスト大解剖2024
基礎学力テストをご存知ですか?
基礎学力テストとは…
中1・中2の2月にも実施されていますが、中3での重要度は比較できないほど大きく、
本年度の公立高校一般入試(3月6日㊋・7日㊌)の出願に向けての判定材料になります。本年度の実施は、
10月2日㊌・11月13日㊌・1月8日㊌の3回で、5教科各100点満点です。
各教科のテスト内容は、以下のようになります。
国語
毎回、現代文(大問2つ)・古典・作文で構成されています。
教科書に記載されていない文章を、時間内に読み解く力が必要です。
作文も、条件課題や字数制限をクリアしないと、配点20点が0点の可能性大です。
数学
1問4点または5点での出題です。例年、塾生ならば約8割以上は得点できる問題ですが、
全学年の総復習+ケアレスミスを減らす対策を実施しないと、大量失点の可能性があります。
確実に得点するためには“正確に解く力”が必要です。また、教科書であまり勉強していない「解法の記述」・
「問題文が長い文章題(会話文を含む)」・「面積比を使う問題」などが出題されています。
理科
第1回はすべての内容が、第2回・第3回でも約70%が、中1・中2内容です。
化学・物理・生物・地学の4分野からバランス良く出題されます。
記号の選択問題よりも、計算問題や各種の記述問題など、内容の完全理解が必要となる傾向が強くなっています。
社会
第1回の基礎学力テストでは地理と歴史のみの出題、第2回・第3回では地理・歴史・公民の3分野が、バランスよく出題されています。どの回も40問から50問程度が出題されています。
さらに、近年は、(語句を聞かれる問題だけではなく)記述問題や、年号の並べ替え問題、資料や地図を読み取って答える問題等が、増えてきています。速く正確に問題を解いていく力が、求められます。
英語
リスニングや整序問題に加え、対話文読解や長文読解が出題されています。その中でも長文問題は3題近く出題されており、時間管理が課題になります。
また長文では、内容に関して日本語で答えさせる問題もよく出題されるため、しっかりと英文の意味をとらえなければなりません。長文問題に慣れておく必要がありますが、文法演習もおこない、英作問題で失点しないようにしなければなりません。